その他情報
日本オセロ連盟というオセロゲームの普及活動や級、段位の認定等を行っている団体があります。
その団体が主催する大会が各地域で行われており、
大会へは年齢等問わず誰でも参加することができます。
ビギナー部門等、レベルごとに部門分けしている大会もあるため
初心者でもとても参加しやすい大会です。
また、連盟に入会すれば全日本選手権等の大きな大会にも参加することができます。
オセロはよく「覚えるのに1分、極めるのに一生」と言われます。
この言葉を初めて聞いたとき、
あー、なるほど、確かに、、
と、簡単に想像出来たのですが、一つ引っかかるところがありました。
”極める”とはどういうことなのか?
よく使われる抽象的な表現です。
私は将棋、囲碁、チェスなどオセロ以外のボードゲームなどでも良く遊ぶのですが
やはり、それら他のゲームと比べ、ルールは非常に簡単です。
ルールが簡単ということはコンピュータにやらせても思考は単純であり
プログラムを組みやすいということです。
事実、将棋や囲碁は人間(プロ)とコンピュータで対戦したら
まず人間の方が強いでしょう。
その点、オセロはコンピュータがほぼ100%勝つことが出来る
プログラムロジックが出来上がっており
今や、オセロの世界チャンピオンでもそのコンピュータに勝つことは
出来ないと言われています。
(最近、将棋のプロがコンピュータに負けたとニュースで話題になりましたが
コンピュータが100%勝つまでにはまだまだ至っていません)
人間がコンピュータに全く歯が立たないのです。
よく考えたら不思議な話しです。
人間が作り出したコンピュータに人間が勝てないのですから。
まさに人知を超えてます。
よく、コンピュータはすごく難しいことをやっている、
と誤解されがちですが、
実はまったくその逆で、難しいことが苦手で、単純計算がとても得意なんです。
だから、将棋や囲碁のようにルールが難しいゲームよりも
オセロみたいな単純なゲームの方が得意なのです。
そして、コンピュータは既にオセロを極めている状態であるわけです。
ならば、”極める”とはそのコンピュータに勝つことあるいは引き分けることを意味するのではないか……。
オセロは、楽しめる上、人間が極めることができる、まさに究極のゲーム!
……と、思うのです。。。
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